削り出しリングをいぶし液に付けて黒くする。
前回は電気炉で燃焼してブラシで銀肌を出しました。
しっかりと耐水ペーパーで磨くことを忘れずに、外側と内側を磨き、傷があれば耐水ペーパーで磨き消します。
いぶし液に付ける前に、リングを中性洗剤と重曹に付けて洗います。油を取るためです。
熱湯にいぶし液を入れてリングを入れたらすぐに黒くなります。
黒くしたい部分は削り出しで削った部分ですのでその他はシルバー色に戻します。
元のシルバーに戻すには磨きクリーム(ピカール)を使います。
ピカール ★★★★
アルミナ系研磨剤含有の乳化性クリーム状金属磨きです。
ホームセンターには磨くようの布端切れが売ってる場所もあるのであると便利ですよ。
私は近くのホームセンターで500円くらいで100枚くらい入った端切れを買いました。1年くらい前にかったので記憶はちょっとうっすらしていますが、たくさん入って色々な用途に使えるから便利だなって思って買いましたよ。
端切れにピカールを付けて膝の上で擦ると早く磨けますよー(^^)/
磨けてない部分は黒いのですが、目視で分かりずらい時は白い布をリングにあてると黒くなっている場所がわかります。写真ではリングの内側が黒くなっているのでまだ磨きが足りないのが分かりました。
全体的に磨き終わり、模様部分が黒くいぶされていて黒くなっているのがわかるでしょうか?
これで削り出しリングの完成です。
次回のカリキュラムは最終カリキュラム「スティックブローチ」になります。
あとは卒業課題の3点になり、資格取得まであともう少しですよ♪