アートクレイシルバー削り出しリング
台紙(付箋)に中心線を引いてリングゲージで指のサイズを測ります。
サイズ入り芯金棒で指のサイズより3号大きめのメモリに合わせて台紙(付箋)を巻いて木芯棒に移します。
私の場合は11号なので11号+3号で14号のメモリに合わせました。
アートクレイルバー(粘土タイブ)約10gを使用
両端は細く中心が太くなるようにアートクレイシルバー(銀粘土)を伸ばし、水を表面に付けて木芯棒に巻きます。スパチュラで希望の形になるように成形します。乾燥後、木芯棒からリングを抜き、台紙(付箋)外します。
中目ヤスリの甲丸状の側で内側のバリを削ります。
リングの内側が真円になるように芯金棒にリングを入れてクルクルとリングを回して内側が黒くなっている部分が棒に当たっている、当たってない部分が棒に当たっていないことがわかります。なので、真円だと一周黒くなるので真円になるようにヤスリや耐水ペーパーで削り、真円になるようにします。
全体の形が月型甲丸に形成します。
リングの上下(1番太くなっている部分と1番細くなっている部分)に鉛筆で印を付けます。
リングの側面を中目ヤスリの平らな側で削り、耐水ペーパーを平らなところに敷き、リングをその上でクルクルと回して、平らに形成します。
側面から見て丸みがつくようにヤスリで削り、全体のバランスを取りながら削ります。
ウエットティッシュで軽く拭いて乾かして、スポンジ研磨材(赤)で全体を滑らかにします。
この時の注意点
ウエットティッシュで拭く前に黒くなっている部分がないか確認する。黒く成って居たらその部分は滑らかにならないので失敗の原因になります。
この時は黒く成ている部分をヤスリで削り、全体的にバランスが良くなってからウエットティッシュで拭くようにしてください。
削りこむ模様を鉛筆で下書きをします。
細目ヤスリの角で下書きの線を丁寧に削ります。中目ヤスリでより深く模様を削り、細かくシャープに削りたい場合は極細ヤスリで削ります。
電気炉で焼成します。(800℃5分)
焼成し終わったらリングを芯金棒に通して、変形している場合はプラスチックハンマーで叩いて修正します。
ステンレスブラシで全体を磨いて銀肌を出します。
耐水ペーパーでリングを磨きます。
次はいぶし液に付けて最後の仕上げをしますが、次回の投稿で(^_-)-☆
それでは、またね。